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グリーン経営認証取得による効果

グリーン経営認証取得による効果(トラック、バス、タクシー、倉庫、港湾運送)
-平成23年度版-の検討結果を公表(2012年10月10日)

トラック、バス、タクシーでは取得2年後に1.5~4.9%燃費が向上し、
倉庫、港湾運送業では取得2年後に2.8~6.1%CO2排出原単位が低減

トラック、バス、タクシー事業者の取得2年後の平均燃費は、車両総重量8トン以上のトラックの場合で 認証取得時と比較して4.8%、8トン未満で4.9%、バス2.9%、タクシー1.5%と向上していました。取得 年度別燃費データの経年変化を見ると、取得後の燃費は毎年向上し、取得年度が古い事業者ほど燃費が改善 し、認証取得7年後に車両総重量8トン以上のトラックの場合で取得時と比較して21.5%、8トン未満で15.5% 向上していました。さらに、認証取得後1年目の走行距離あたりの交通事故件数は、前年比でトラック24.4%、 バス14.1%、タクシー10.5%減少し、また、走行距離あたりの車両故障件数は、前年比でトラック20.8%、 バス5.0%、タクシー11.9%減少しました。

倉庫、港湾運送事業者では、取得2年後のCO2排出原単位は普通倉庫で2.8%、冷蔵倉庫で3.0%、港湾運送では 取扱いトン数あたりで6.1%、取扱コンテナ数量あたりで5.5%改善されていました。

さらに、認証取得事業者は「職場モラル・士気の向上」、「お客様からの評価の向上」、「交通事故件数の減少」 「リーダー層の人材育成」などいろいろなメリットを感じていることがわかりました。

1. 検討の背景

交通エコロジー・モビリティ財団では、運輸業界を対象に、中小規模の事業者でも容易に、かつ継続的に 環境保全に取り組むことのできるグリーン経営(環境負荷の少ない事業運営)推進マニュアルを作成する とともに、本マニュアルに基づいて一定レベル以上の取組みを行っている事業者に対して、審査の上認証・ 登録を行うグリーン経営認証制度を、平成15年10月のトラック運送事業者向けを皮切りに、順次各運輸事 業者向けに開始しました。

当財団では、グリーン経営認証制度による環境負荷低減の実効性を定量的に評価するため、認証取得による 具体的効果の検討を実施し、認証取得後の燃費向上効果はもとより、交通事故件数の減少、職場モラルの向上 等の副次的効果が見られたことを平成18年度より公表してきました。この結果、「省エネルギー法に基づく 告示で荷主に配慮を求める」「グリーン購入法の特定調達品目に輸配送、貸切バス、タクシーが追加」 「認証取得に向けた助成制度の拡大」などの行政等による認証取得事業者への優遇、普及支援策が拡がって きました。

24年3月末現在、認証登録した事業者数は3,600社、保有する車両の総数は20万台を超え、これは日本全国の事業者の保有台数の13%以上にあたります。

本検討結果の公表により、認証取得のメリットや社会的意義を運輸事業者に対してアピールするとともに、 認証取得事業者に対する荷主や社会からの評価を向上させ、認証取得に向けた取組みの一層の拡大につな げることを目指しています。

2. 検討結果の概要

今回の検討により、次のことがわかりました。※クリックすると拡大します。

(注)本検討は、学識経験者、運輸事業者、同業界団体、関係省庁等からなる委員会(委員長:石谷久一般社団法人新エネルギー導入促進協議会代表理事)を設置して行いました。

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(トラック、バス、タクシー、旅客船、内航海運、港湾運送、倉庫)に対する認証制度です。
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