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グリーン経営認証取得による効果

グリーン経営認証取得による効果(トラック、バス、タクシー、倉庫、港湾運送)
-平成21年度版-の検討結果を公表(2010年6月22日)

トラック、バス、タクシーでは取得2年後に3.0~4.9%燃費が向上し、
倉庫、港湾運送業では取得2年後に2.0~5.1%CO2排出原単位が低減

トラック、バス、タクシー事業者の取得2年後の平均燃費は、車両総重量8トン以上のトラックの場合で認証取得時と 比較して4.9%、8トン未満で4.7%、バス3.2%、タクシー3.0%と向上していました。取得年度別燃費データの経年変 化を見ると、取得後の燃費は毎年向上し、取得年度が古い事業者ほど燃費が改善し、認証取得5年後に車両総重量8トン 以上のトラックの場合で取得時と比較して11.1%、8トン未満で6.7%向上していました。また、認証取得事業者(トラック) の平均燃費を全国平均と比較すると、全ての車種区分で全国平均よりも良く、全車種区分の加重平均の比較では全国平均より 27.9%良い水準でした。

倉庫、港湾運送事業者では、取得2年後のCO2排出原単位は普通倉庫で3.2%、冷蔵倉庫で2.0%、港湾運送では取扱い トン数あたりで5.1%、取扱コンテナ数量あたりで3.5%改善されていました。

さらに、認証取得事業者は「職場モラル・士気の向上」、「お客様からの評価の向上」、「交通事故件数の減少」 「リーダー層の人材育成」などいろいろなメリットを感じていることがわかりました。

1. 検討の背景

交通エコロジー・モビリティ財団では、運輸業界を対象に、中小規模の事業者でも容易に、かつ継続的に 環境保全に取り組むことのできるグリーン経営(環境負荷の少ない事業運営)推進マニュアルを作成すると ともに、本マニュアルに基づいて一定レベル以上の取組みを行っている事業者に対して、審査の上認証・登録 を行うグリーン経営認証制度を、平成15年10月のトラック運送事業者向けを皮切りに、順次各運輸事業者向け に開始しました。

当財団では、グリーン経営認証制度による環境負荷低減の実効性を定量的に評価するため、認証取得による具体 的効果の検討を実施し、認証取得後の燃費向上効果はもとより、交通事故件数の減少、職場モラルの向上等の副 次的効果が見られたことを平成18年度より公表してきました。この結果、「省エネルギー法に基づく告示で荷主に 配慮を求める」「グリーン購入法の特定調達品目に輸配送、貸切バス、タクシーが追加」「認証取得に向けた助成 制度の拡大」などの行政等による認証取得事業者への優遇、普及支援策が拡がってきました。

22年3月末現在、認証登録した事業者数は3,000社、保有する車両の総数は18万台を超え、これは日本全国の事業者の保有台数の1割以上にあたります。

本検討結果の公表により、認証取得のメリットや社会的意義を運輸事業者に対してアピールするとともに、 認証取得事業者に対する荷主や社会からの評価を向上させ、認証取得に向けた取組みの一層の拡大につなげる ことを目指しています。

2. 検討結果の概要

今回の検討により、次のことがわかりました。※クリックすると拡大します。

(注)本検討は、学識経験者、運輸事業者、同業界団体、関係省庁等からなる委員会(委員長:石谷久一般社団法人新エネルギー導入促進協議会代表理事)を設置して行いました。

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(トラック、バス、タクシー、旅客船、内航海運、港湾運送、倉庫)に対する認証制度です。
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